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【市況】個別銘柄戦略:自動運転やビットコインなど

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

シカゴ先物にサヤ寄せする格好から日経平均は年初来高値を更新しよう。その後はこう着ながらも2015年8月高値を意識した先高期待は高まりそうだ。もっとも海外ファンド等によるインデックスに絡んだ商いが中心とみられる。3連休を控えているほか、朝鮮労働党の創立記念日を10日に控え、北朝鮮情勢の緊張等も引き続き上値の重しになる。また、米雇用統計の発表を見極めたいとの模様眺めムードのほか、10日公示、22日投票の衆議院選挙に向けた政治不安なども手掛けづらくさせているとみられる。マザーズが3日続落など、個人主体の中小型株も、物色対象を絞りづらいだろう。物色はインデックスに絡んだ指数インパクトの大きい銘柄の他は、ビットコインやAI、M&A、防衛関連辺りでの短期値幅取りといったところ。ブラックロック・ジャパンによる石川製作所<6208>の保有割合が8.75%に膨れており、特に防衛関連に関心が集まりやすいか。その他、個別ではキユソ流通<9369>、平田機工<6258>、ファーストリテ<9983>に強気格付けが観測されている。
《DM》

 提供:フィスコ

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