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【材料】日フイルコン急伸、第3四半期最終利益は55%増益で通期計画上回る

フイルコン <日足> 「株探」多機能チャートより
 日本フイルコン<5942>が急伸して年初来高値。2日の取引終了後に発表した第3四半期累計(16年12月~17年8月)連結決算が、売上高207億6000万円(前年同期比1.9%増)、営業利益13億5400万円(同7.6%減)、最終利益19億3100万円(同55.0%増)となり、最終利益が大幅増益となり、通期計画の同19億円を超過達成したことが好感されている。

 産業機能フィルター・コンベア事業が堅調だった一方、電子部材・フォトマスク事業が落ち込み営業利益は減益に終わったが、持ち分法による投資利益の計上や、繰延税金資産の計上などで最終利益は大幅増益となった。

 なお、17年11月期通期業績予想は、売上高280億円(前期比2.7%増)、営業利益14億5000万円(同23.5%減)、最終利益19億円(同14.4%増)の従来見通しを据え置いている。

 また、子会社アクアプロダクトが放射能遮蔽コンクリートを手掛けていることから、シェルター関連としても注目を集めているようだ。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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