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【材料】メイコー<6787>---収益改善が本格化、好調な市場環境を追風にスマートフォン、自動車需要を取込む

メイコー <日足> 「株探」多機能チャートより

メイコー<6787>は電子回路基板の設計、製造販売を行う。同分野では国内トップクラス、車載向けとスマートフォン向けが2本柱。

同社は2017年8月、2018年3月期第1四半期連結決算を発表。売上高は前期比14.4%増の255.28億円、営業利益は同62.4%増の15.11億円、経常利益は△12.84億円から黒字転換し9.62億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は△14.94億円から黒字転換し5.64億円の着地しており収益改善が本格化している。

昨年に大幅改善した中国武漢工場とベトナム工場の営業利益率は今期通期見通しで継続を予定。韓国系と中華系スマートフォンメーカーの旺盛な需要に支えられ高い稼働率を維持。中国武漢工場とベトナムの2工場においてビルドアップ基板の増産投資を実施し9月から稼働している。くわえて国内海外の全工場において生産性を10%向上するため設備投資を実施中で今後更なる利益拡大を目指す。

2018年3月期決算は、売上高は前期比7.4%増の1030.00億、営業利益は同7.1%増の62.00億、経常利益は同54.3%増の46.00億、親会社株主に帰属する当期純利益は同103.7%増の36.00億。中間配当は1株当たり10円を予定し、年間配当は未定としている。

《MW》

 提供:フィスコ
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