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【市況】東京株式(前引け)=反発も自動車株など軟調で伸び悩む

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 2日前引けの日経平均株価は前週末比20円62銭高の2万376円90銭と小幅反発。前場の東証1部の売買高概算は6億3652万株、売買代金概算は9839億8000万円。値上がり銘柄数は957、値下がり銘柄数は973、変わらずは99銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、前週末の米株高や寄り前発表の9月日銀短観が市場コンセンサスを上回ったことなどを受け、買い優勢で始まったが、寄り後は伸び悩む展開となった。小池東京都知事が立ち上げた希望の党を巡る動向などから不透明な選挙情勢が買い手控え感を助長している。米長期金利の上昇を受け為替も112円台後半で円安含みに推移しているが、自動車セクターや銀行株などに売りが優勢で、全般の上値も重かった。値上がり銘柄数と値下がり銘柄数は拮抗している。

 個別では任天堂<7974>が堅調、ファナック<6954>も高い。第一生命ホールディングス<8750>もしっかり。トーセ<4728>が急騰、住石ホールディングス<1514>、スター・マイカ<3230>なども値を飛ばした。田淵電機<6624>、ビー・エム・エル<4694>なども大幅高。半面、日産自動車<7201>が軟調、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも冴えない。岡谷電機産業<6926>が大幅安、アダストリア<2685>、コロプラ<3668>も大きく下げた。安永<7271>も売られた。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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