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【通貨】外為サマリー:1ドル111円半ばに下落、北朝鮮リスクを再度意識

ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 26日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時過ぎ時点で1ドル=111円60銭前後と前日午後5時時点に比べ60銭強のドル安・円高で推移している。

 25日のニューヨーク市場では、ドルが急落。北朝鮮の李容浩外相が、トランプ米大統領の発言に対して「明らかな宣戦布告だ」と述べ「米国の戦略爆撃機が領空を侵犯しなくても、撃ち落とす権利を含め、あらゆる自営的対応の権利を有する」と警告した。これを受け、リスク回避のドル売り・円買いが膨らみ一時111円46銭まで下落した。

 この日の東京市場では111円80銭まで値を上げたが、買い一巡後は売り先行。午前9時50分過ぎには一時111円55銭まで値を下げ、ニューヨーク時間につけた安値を意識する展開となっている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1854ドル前後と同0.0050ドル強のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=132円29銭前後と同1円30銭強のユーロ安・円高で推移している。ドイツの連邦議会(下院)選挙で、メルケル首相の与党が勝利したが連立協議が難航していることや極右政党が得票率を伸ばしたことなどを受け、ユーロは軟調に推移している。


出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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