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【市況】20000-20200円処を支持線に底堅さを意識/日経225・本日の想定レンジ

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

[本日の想定レンジ]
 22日のNY市場はまちまち。トランプ大統領が北朝鮮への経済制裁強化に踏み切り、同国が水爆実験の実施を示唆して挑発するなど、地政学リスクへの警戒感から売りが先行。様子見ムードとなるなか、引けにかけて下げ幅を縮小した。ダウ平均は9.64ドル安の22349.59、ナスダックは4.23ポイント高の6426.92。シカゴ日経22先物清算値は大阪比20円高の20200円。
 北朝鮮情勢を警戒しつつも下値の堅さが意識されそうである。先週末は20400円を回復して始まったが、地政学リスクが警戒されるなか、その後は利食い優勢の展開。ただし、下値は5日線が支持線として意識されており、下値の堅さは意識されている。
 ボリンジャーバンドでは終値で+2σまで下げており、過熱感は和らいできている。MACDはシグナルとの乖離が拡大しながら上昇しており170を超えてきているが、4月半ばから5月半ばにかけての上昇場面では、MACDは280辺りまで上昇していたこともあり、ピーク感はない。
 価格帯別出来高で商いが積み上がっている20000-20200円処を支持線に、15年6月高値(20868円)突破を意識したトレンド形成が期待されてくる。20200-20400円のレンジを想定。


[予想レンジ]

上限 20400円-下限 20200円

《TM》

 提供:フィスコ

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