市場ニュース

戻る
 

【市況】<週末コメント> ─ 来週の相場展望 ─ 2017年9月22日

 今週の日経平均終値は20296円45銭、前週末比386円95銭高でした。

 先週のV字型底入れに続き今週は窓を空けてのフシ目2万円超えで相場は新しい局面へと移行してまいりました。出来高面を見るとまだ完全復活という状況ではありませんが、先物ベースでは外国人が大きく買い越しに転じており、今しばらくは上昇基調をキープしそうです。先物主導という点で、恐らく外国人のヘッジファンドなど短期筋主体の相場となっているでしょうから、この先現物株の商いがあまり増えて来なければ、相場は1カ月程度で買い一巡となる可能性があります。そこで目指せる上値はまずフシ目2万500円で、その上は2015年6月高値(アベノミクス一番の高値)である2万952円でしょう。為替が現状を維持(1ドル=110円より円安)していれば上場企業は最高益を更新することになるので、こられの高値を超えて行くのにファンダメンタルズ面では何の問題もありません。米国株同様、日経平均も足元では短期的な過熱感があり、来週はやや伸び悩む場面が想定されますが、深押しはせずじり高歩調を辿って行くものと考えます。(ストック・データバンク 編集部)

株探からのお知らせ

    日経平均