【材料】三社電機は異彩の11連騰、パナソニック筆頭株主で“テスラ関連”として脚光
三社電機 <日足> 「株探」多機能チャートより
環境規制の高まりを背景とした世界的な電気自動車(EV)シフトの動きが、その動力源であるリチウムイオン電池の需要を強く喚起している。欧州ではEV向け2次電池を量産する「ギガファクトリー」にむけた動きが顕在化しており、世界の株式市場で関連銘柄を物色する動きが強まっている。東京市場も電池メーカーから素材メーカーなどに買いの矛先が向かっているが、対象銘柄の裾野も広がってきた。そのなか、9月中旬から大勢二段上げの波動を鮮明としているのが電源装置類を手掛ける三社電機だ。
リチウム電池では米テスラモーターズとパナソニック<6752>が共同で米ネバダ州に世界最大のギガファクトリーを稼働させており。ここで生産するリチウム電池は年産ベースで、昨年全世界で作られた総量に匹敵するともいわれている。そのパナソニックが三社電機の22%強の株式を保有する筆頭株主となっていることで、市場の注目を集めている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)