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【市況】ソフトバンクGの上昇が想定以上の底堅さにつながる/後場の投資戦略

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 20298.80 (-0.58)
TOPIX  : 1668.41 (+0.53)

[後場の投資戦略]

 日経平均は前日終値を挟んでのこう着となっているが、想定内の一服といったところであろう。一方で、ソフトバンクG<9984>が日経平均に対して35円程度のプラスインパクトとなり、日経平均の底堅さにつながっている。とは言え、急ピッチの上昇に対する過熱警戒感が高まりやすい水準としては、想定以上に底堅さが意識されている。下値の堅さがショートカバーを誘い込みやすく、大引け間際のインデックス買い等に表れる可能性もありそうだ。

 物色としてはインデックスに絡んだ売買のほか、アップル関連や仮想通貨、選挙、子育てなどのテーマ株での循環物色が意識される。相場全体の先高観が強まるなか、足元で大きく調整していた銘柄や出遅れ感のある銘柄には、リバウンド狙いの資金が向かいやすいと考えられる。(村瀬智一)
《AK》

 提供:フィスコ

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