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【市況】前場に注目すべき3つのポイント~北朝鮮ミサイル発射は想定内、売り先行後は底堅く

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

15日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:北朝鮮ミサイル発射は想定内、売り先行後は底堅く
■外資系証券の注文動向:差し引き300万株の買い越し
■前場の注目材料:丸紅、バイオマス燃料、輸入10倍


■北朝鮮ミサイル発射は想定内、売り先行後は底堅く

15日の日本株市場は、売り先行後はこう着感の強い相場展開になりそうだ。14日の米国市場はまちまち。8月消費者物価指数が前月比で上昇したほか、週間新規失業保険申請件数が予想外に減少したことで年内の追加利上げ観測が高まり、売りが先行。ダウは最高値を更新したものの、北朝鮮の地政学リスクへの警戒感から上値の重い展開となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比45円高の19735円だった。

政府は、緊急情報ネットワークシステムで情報を発信し、「北朝鮮から発射されたミサイルは、午前7時6分ごろ北海道地方から太平洋へ通過した模様。」と伝えた。この影響から売りが先行することになろうが、昨日の段階で兆候がみられていたこともあり、波乱の展開にはなり難いだろう。3連休を控えて積極的な売買は手控えられる可能性もあり、売り先行後は底堅さが意識されよう。

また、日経平均は週前半の上昇によって短期的な過熱感も出ていたこともあり、売り一巡後の押し目拾いの流れも意識されそうだ。物色としては防衛関連が荒い値動きになりそうなほか、仮想通貨の下落を受けてビットコイン関連の値動きが荒くなりそう。一方で仮想通貨については、米シカゴ・オプション取引所を運営するCBOEホールディングスは年内にもビットコイン先物の上場を目指すと報じられており、押し目買い意欲も強そうだ。その他、利益確定の動きがみられている電池関連だか、米テスラが10月に開発中の大型電気トラックを公開すると発表しており、こちらも押し目買いスタンスだろう。

(株式部長・アナリスト 村瀬智一)


■外資系証券の注文動向:差し引き300万株の買い越し

朝の外資系証券5社経由の注文状況は、売り650万株、買い950万株、差し引き300万株の
買い越しとの観測。

09月8日(金):690万株の買い越し
09月11日(月):420万株の買い越し
09月12日(火):40万株の買い越し
09月13日(水):10万株の売り越し
09月14日(木):70万株の買い越し


■前場の注目材料

・NYダウは上昇(22203.48、+45.30)
・シカゴ日経225先物(19735、+45)
・NY原油は上昇、(49.89、+0.59)
・NY金は上昇、(1329.30、+1.3)
・半導体SOX指数は上昇、(1127.42、+5.38)
・米8月消費者物価指数、+1.9%(予想+1.8%)

・アスクル<2678>、配送料一部上げ、個人向け通販、飲料80品目
・丸紅<8002>、バイオマス燃料、輸入10倍
・Jフロント<3086>、上野に複合商業施設、松坂屋南館跡地
・日産自<7201>、独社に技術供与、エンジン高効率加工
・三菱重工<7011>、小型空冷式ガソリンエンジン、2社を集約、新会社へ


☆前場のイベントスケジュール

<国内>
・10:10  国債買い入れオペ(残存期間1年超5年以下と10年超)(日本銀行)

<海外>
・特になし

《HT》

 提供:フィスコ

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