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【通貨】外為サマリー:1ドル110円40銭台に伸び悩む、中国経済指標の下振れなど影響

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 14日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=110円48銭前後と、前日午後5時時点に比べ50銭強のドル高・円安となっている。

 ドル円は午前10時40分ごろに110円70銭台と約1カ月ぶりの水準まで値を上げる場面もみられたが、その後は急速に伸び悩む展開。中国国家統計局が発表した小売売上高や鉱工業生産などの経済指標が市場予想を下回ったことや、北朝鮮が国連安全保障理事会の制裁決議に反発する報道官声明を発表したとの一部報道が影響した。日経平均株価が下げに転じるなどリスク選好ムードが後退するなか、ドル円は110円40銭台まで押し戻された。その後は下げ渋る動きとなっているものの、米8月消費者物価指数(CPI)の発表を今晩に控え戻りは鈍い。

 ユーロは対円で1ユーロ=131円17銭前後と同60銭弱のユーロ安・円高。対ドルでは1ユーロ=1.1873ドル前後と同0.0110ドル程度のユーロ安・ドル高で推移している。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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