【特集】決算マイナス・インパクト銘柄 【東証1部】 … 東建コーポ、稲畑産、ナイガイ　(9月13日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の9月12日から13日の決算発表を経て14日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　ＣＲＥ <3458>
　17年7月期の連結経常利益は前の期比20.2％増の49.5億円に伸びたが、18年7月期は前期比69.7％減の15億円に大きく落ち込む見通しとなった。

▲No.3　ミサワ <3169>
　18年1月期第2四半期累計(2-7月)の連結経常利益は前年同期比40.2％減の7300万円に落ち込み、通期計画の1億4500万円に対する進捗率は5年平均の108.6％を下回る50.3％にとどまった。

▲No.6　稲畑産 <8098>
　18年3月期の連結経常利益を従来予想の130億円→120億円(前期は136億円)に7.7％下方修正し、減益率が4.9％減→12.2％減に拡大する見通しとなった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<3458> ＣＲＥ 　　　　東１ 　 -19.13 　　9/13　本決算　　　-69.73
<1766> 東建コーポ 　　東１　　 -5.44 　　9/13　　　1Q　　　 33.14
<3169> ミサワ 　　　　東１　　 -3.44 　　9/13　　上期　　　-40.16
<8013> ナイガイ 　　　東１　　 -2.27 　　9/13　　上期　　　150.67
<8077> 小林産 　　　　東１　　 -2.21 　　9/13　　　3Q　　　 41.85

<8098> 稲畑産 　　　　東１　　 -2.00 　　9/13　　　1Q　　　-25.15
<3421> 稲葉製作 　　　東１　　 -0.87 　　9/13　本決算　　　-14.51

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした14日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース