【材料】<注目銘柄>=ダイヘン、半導体関連機器の勢い強まる
ダイヘン <日足> 「株探」多機能チャートより
中国での自動化投資が堅調であることに加えて、日本国内でも自動車業界向けなどに溶接メカトロ部門が成長中だが、これを上回る勢いとなっているのが半導体関連機器事業だ。ビッグデータの進展に伴う旺盛なサーバー関連需要を背景に3D-NAND関連の設備投資が拡大しているほか、有機EL関連の設備投資積極化に伴い、ウエハ搬送ロボットやフラットパネル搬送ロボットなどが好調に推移している。
18年3月期は会社側の経常利益予想100億円(前期比13%増)に対して、市場予想平均は113億円で上振れ余地は十分。また、19年3月期は同130億円強を見込むところもある。業績好調に加えて、半導体関連や有機EL関連、さらにワイヤレス給電などのテーマ性もあり、切り口が豊富な点も魅力だ。(仁)
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)