【材料】<動意株・12日>(前引け)=日本製鋼所、IMV、シルバーエッグ
日製鋼 <日足> 「株探」多機能チャートより
IMV<7760>=ストップ高し年初来高値を更新。同社は自動車向けを主力に振動シミュレーションなどの試験装置の製造や、受託試験サービスを行っており、業績は17年9月期に経常利益段階で26%増益を見込むなど好調だ。世界的な環境規制の高まりを背景に電気自動車(EV)へのシフトが加速しており、英仏など欧州に続いて、中国ではガソリン車やディーゼル車の製造・販売を禁止する導入時期の検討に入ったことが伝えられている。そのなか、同社はEVなどに搭載するリチウムイオン電池の温度・振動複合環境における充放電の機能性や性能を確認する受託試験手掛けており、今後一段と商機が拡大するとの思惑が投機資金の流入を誘っている。
シルバーエッグ・テクノロジー<3961>=一時ストップ高。同社は11日、AI(人工知能)技術をベースとしたリアルタイム・レコメンドメールサービス「レコガゾウ」に関する特許を取得したと発表。これが買い手掛かりとなっているようだ。特許の概要は、ユーザーが画像データを含む電子メールを開封した時点で、そのユーザーが最も興味を持ちそうな商品の画像を、レコメンドとしてメール上に表示するもの。電子メールを開封する直前までのユーザーの行動、例えば購買履歴およびWebページの閲覧履歴に基づく推奨情報、さらには電子メールの送信後に情報提供が開始された推奨情報についても、リアルタイムに抽出してユーザーに提示することができる。
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出所:みんなの株式(minkabu PRESS)