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【材料】日本トリム、グループ会社が東大と臍帯由来間葉系幹細胞を活用した共同研究で契約締結

日本トリム <日足> 「株探」多機能チャートより
 日本トリム<6788>がこの日の取引終了後、グループ会社のヒューマンライフコードが、東京大学医科学研究所と、同種臍帯由来間葉系細胞を用いた共同研究に関する契約を締結したと発表した。

 同種臍帯由来間葉系細胞は、同附属病院セルプロセッシング・輸血部准教授(部長)の長村登紀子医師らにより研究され、国産の再生医療等製品として製品化が進められている細胞。同製剤は、国内ドナー由来であることから安全性に関して追跡できる可能性が高いこと、臍帯採取にあたり、ドナーへの身体的負担がないこと、抗原性が低く同種移植が可能で汎用性があること、製造にかかわるコストも抑えられるなどのメリットを有しているという。

 今回の共同研究では、17年度内に重症急性移植片対宿主病を有する患者を対象に、医師主導治験を開始する予定。また、ヒューマンライフコードは東大医科研と共同し、治療ニーズをいまだ満たしていない血液腫瘍領域における希少疾患への適応拡大を検討する研究を推進するとしている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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