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【材料】新興市場銘柄ダイジェスト:日本サードが一時ストップ高、エン・ジャパンは年初来高値更新

海帆 <日足> 「株探」多機能チャートより

<3133> 海帆 777 +100
ストップ高。株主優待制度の変更を発表している。100株以上200株未満を保有する場合、従来は食事優待券1500円分(年間3000円分)または「全国共通おこめ券」2kg相当を年間2回だった。変更後は食事優待券2000円分(年間4000円分)並びに食事割引券20%割引券10枚(年間20枚)、または「全国共通おこめ券」(2kg相当を年間2回)となる。毎年3月末及び9月末時点の株主を対象としている。

<4274> 細火工 1233 +108
一時1408円まで急伸。本日早朝に北朝鮮が弾道ミサイルを発射したことを受け、同社などの防衛関連銘柄に物色が向かった。各種報道によれば、ミサイルは5時58分頃に発射され、6時6分ごろ北海道襟裳岬上空を通過したと菅官房長官が記者会見で発表している。6時12分頃に襟裳岬の東1180キロメートルの太平洋上に落下し、現時点では航空機や船舶などの被害は確認されていないという。

<7590> タカショー 455 +15
一時499円まで上昇し年初来高値更新。17年2-7月期(第2四半期累計)決算を発表している。営業利益は前年同期比9.1%増の5.25億円となり、従来予想(3.62億円)を上回って着地した。自社製品比率を高めるなどの施策が進んだことによる原価率の低減や、販管費の経費削減効果などが寄与した。18年1月期の通期業績については、営業利益で前期比15.7%増の5.82億円とする従来予想を据え置いている。

<2488> 日本サード 1091 +102
一時ストップ高。ソフトバンクが日本アイ・ビー・エム(IBM)と提携し日本で共同展開するコグニティブ・コンピューティング・システム「IBM Watson」に関連する「IBM Watsonエコシステムプログラム」の契約を締結したと発表している。同社はWatsonを活用したアプリケーションやサービスの提供を行う「ビジネスパートナー」、及び技術的支援を行う「テクノロジーパートナー」として本プログラムを締結した。

<4849> エン・ジャパン 3870 +195
年初来高値更新。厚生労働省が本日発表した7月の有効求人倍率(季節調整値)は、前月比0.01pt高い1.52倍だったと伝わっている。上昇は5ヶ月連続で、1974年2月以来43年5ヶ月ぶりの高水準となったようだ。これを受けて、エン・ジャパンなど人材サービス関連銘柄の一角に物色が向かった。また、同社については一部証券会社による目標株価引き上げも観測されている。

<2706> ブロッコリー 995 -108
3日ぶり大幅反落。KLab<3656>と共同開発したスマートフォン向けゲーム「うたの☆プリンスさまっ♪ Shining Live」について、8月28日より国内App Store及びGoogle Playで配信開始したと発表している。ただ、従前から同作に対する市場の注目度は高く、配信開始を受けて材料出尽くし感が広がったようだ。株価は朝方に上昇する場面も見られたが、その後売りに押される展開となった。

《DM》

 提供:フィスコ

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