【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 ミライアル、ＡＣＣＥＳＳ、タカショー (28日大引け後 発表分)

　28日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

　ミライアル <4238> 　　★上期経常を2.8倍増益に93％上方修正
　◆18年1月期上期(2-7月)の連結経常利益を従来予想の4.4億円→8.5億円に93.2％上方修正。増益率が46.2％増→2.8倍に拡大する見通しとなった。世界的な半導体需要の拡大を追い風に、主力のシリコンウエハー容器の販売が好調で、売上が計画を20.4％も上回ったことが利益を押し上げた。

　ＡＣＣＥＳＳ <4813> [東証Ｍ]　　★上期経常は黒字浮上で上振れ着地
　◆18年1月期上期(2-7月)の連結経常損益は3億0400万円の黒字(前年同期は9700万円の赤字)に浮上し、従来予想の1億2000万円の黒字を上回って着地。国内IoT分野でビーコンの販売が伸びたうえ、欧米向けネットワークOSが好調だったことが寄与。欧州部門で前期に発生した不採算案件がなくなったことも黒字浮上に貢献した。なお、業績上振れは欧米事業の案件受注前倒しによる売上計上時期の変動が要因。

　ＯＢＡＲＡＧ <6877> 　　★今期期末配当を50円増額修正
　◆17年9月期の期末配当を従来計画の30円→80円(前期は60円)に大幅増額修正した。業績予想に対する進捗が堅調なことを踏まえ、株主への利益還元を増やす。第3四半期累計(16年10月-17年6月)最終利益の対通期計画進捗率は94.3％に達している。権利付き最終日を約1ヵ月後に控え、配当取りを狙う買いが期待される。

　タカショー <7590> [ＪＱ]　　★上期経常は6.2倍増益で上振れ着地
　◆18年1月期上期(2-7月)の連結経常利益は前年同期比6.2倍の4億7800万円に急拡大し、従来予想の3億1800万円を上回って着地。利益率の高い自社製品の売上構成比率が上昇したうえ、経費削減の進展なども寄与し、採算が改善したことが上振れの要因となった。
　　通期計画の5億2700万円に対する進捗率は90.7％に達しており、業績上振れが期待される。

株探ニュース