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【テク】日経平均テクニカル:週間形状は来週にも下方シグナルを発生


反落。売り先行で始まり、その後下げ幅を縮める場面もみられたが、下降する5日線に上値を抑えられる格好となり、狭いレンジながらも上ヒゲを残す格好となった。ボリンジャーバンドでは-1σと-2σとのレンジ内での推移だが、バンドが拡大傾向で切り下がりをみせており、-2σの下げに沿った格好での調整をみせている。一目均衡表では転換線に上値を抑えられている。足元では19350-19550円辺りでのもち合いをみせているが、19350円処を下回ってくるようだと、雲からより下放れる形状になりやすく、調整が長期化する可能性が警戒されている。週間形状では基準線での攻防であり、これを下回ると、節目の19000円や雲上限が意識されてくる。この水準からのリバウンドを見せてこないと、来週にも遅行スパンは下方シグナルを発生させてくる。
《CS》

 提供:フィスコ

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