市場ニュース

戻る
 

【通貨】外為サマリー:一時109円20銭台乗せ後、もみ合う、様子見基調が続く

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 24日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=109円10銭前後と前日午後5時時点に比べ30銭強のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=128円80銭前後と同10銭前後のユーロ安・円高で推移している。

 ドル円は午前10時前に109円20銭台に乗せた後は一進一退。午後0時20分過ぎに一時109円24銭まで値を上げたが、その後も動意薄の展開で午後3時にかけ109円10銭台にやや値を下げた。米債務上限問題への関心が高まるなか、トランプ米大統領が「政府閉鎖が必要になっても、メキシコ国境に壁を建設する」と発言したことが警戒されドルの上値は重い展開となっている。ただ当面は、きょうから26日にかけての米ジャクソンホールでシンポジウムが関心事であり、様子見姿勢が続く。イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長とドラギ欧州中央銀行総裁(ECB)の講演はあす予定されている。今晩は米7月中古住宅販売件数などが発表されるが、なお様子見姿勢が続くことも予想されている。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1806ドル前後と前日に比べ0.0020ドル強のユーロ高・ドル安で推移している。


出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

株探からのお知らせ

    日経平均