【市況】東京株式（前引け）＝米株急伸と円安背景に反発も上値に重さ

　２３日前引けの日経平均株価は前日比８９円３３銭高の１万９４７３円１７銭と反発。前場の東証１部の売買高概算は７億５０８万株、売買代金概算は８８７８億円。値上がり銘柄数は１２５０、対して値下がり銘柄数は６２７、変わらずは１４４銘柄だった。

　きょう前場の東京株式市場は、前日の米国株市場でＮＹダウが大幅続伸したことなどを受けて自律反発狙いの買いが優勢となった。外国為替市場で１ドル＝１０９円台後半と円安傾向に振れたことも主力株中心にポジティブに作用した。ただ、寄り後は上げ幅を縮小、２４～２６日のジャクソンホール会合の結果を見極めたいとの思惑もあり買い一巡後は上値が重く、日経平均はほぼ寄り付き天井に近い状態となった。

　個別ではキーエンス<6861>が大幅上昇、ＳＭＣ<6273>も高い。ニトリホールディングス<9843>、ファーストリテイリング<9983>なども堅調。ジーンズメイト<7448>がストップ高に買われ、ＴＡＣ<4319>、愛眼<9854>なども値を飛ばした。イソライト工業<5358>も高い。半面、安川電機<6506>が軟調、ペッパーフードサービス<3053>も大きく利食われた。アインホールディングス<9627>が急落、日本ペイントホールディングス<4612>、新日本電工<5563>なども安い。

出所：みんなの株式（minkabu PRESS）

最終更新日：2017年08月23日 11時59分