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【市況】米国株見通し:ジャクソンホール会議見極めで手掛けづらさも

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

S&P500先物 2430.50(+2.50) (19:55現在)
ナスダック100先物 5813.50(+2.75) (19:55現在)

19:55時点のグローベックスの米株先物はS&P500先物、ナスダック100先物は小動きに推移している。また、NYダウは前日比5ドル安程度で推移。欧州市場は、小幅ながら全般下落して推移している。原油先物相場は小幅に上昇して推移しており、これらの流れを受けて、米株式市場はやや買い優勢の展開から始まろう。

21日の米国株式相場はまちまち。NYダウが上昇するも、米政権運営への先行き不透明感のほか、北朝鮮情勢を巡る地政学リスクが重しとなった。米韓の合同軍事演習が開始されたことで北朝鮮情勢を巡る地政学リスクが引き続き懸念されることになろう。また、24日から米ワイオミング州ジャクソンホールで開催されるカンザスシティ連銀主催の年次シンポジウム。イエレンFRB議長やドラギECB総裁など主要国の金融当局者が出席する予定で、9月以降の金融政策の方針が注目されるなか、これを見極めたいとの思惑から手掛けづらさが窺えよう。NYダウは25日線を割り込み、5日、25日線との短期デッドクロス示現となり、戻りの鈍さが意識されるようだと、ポジション圧縮の動き等が意識されそうだ。

《KK》

 提供:フィスコ

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