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【テク】日経平均テクニカル:中期トレンドもシグナルが悪化傾向にある


4営業日続落。19500円を回復して始まったが、寄付き後早い段階でこれを下回ると、その後もじりじりと下げ幅を拡大。19400円を挟んでの攻防のなか、結局は5月1日以来の19400円を下回って取引を終えている。下降する5日線が上値抵抗として意識されているほか、ボリンジャーバンドでは-2σを下回っている。売られ過ぎが意識されているが、バンドが拡大傾向にあるため、これに沿った調整でじり安基調が続く可能性がある。一目均衡表では雲を下放れており、シグナルは悪化傾向にある。週間形状では26週線レベルでの攻防から同線を下回ってしまっており、同線が上値抵抗として意識されてくるようだと、次第に節目の19000円のほか、52週線が意識されてくる可能性がある。週足の一目均衡表では基準線が支持線として意識されており、同線を試す可能性がありそうだ。

《CS》

 提供:フィスコ

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