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【材料】高島屋など百貨店株に底値買いの動き、インバウンド消費で風向きは再び順風に

高島屋 <日足> 「株探」多機能チャートより
 全般下げ相場のなかで高島屋<8233>が前日終値近辺で売り物を吸収、三越伊勢丹ホールディングス<3099>も小幅安水準でもみ合うなど百貨店株が底堅い動きをみせている。7月は訪日客数が前年同月比16.8%増の268万人と急増し、単月として過去最高を記録。訪日客数が再び増勢を強めていることに加え、スイス製高級時計など中国人の高額消費意欲が復活しているとの観測が強まっており、インバウンド消費の復活が百貨店株の下値を拾う動きに反映されている。「爆買い」の反動でいったんは減少した免税売上高も、今年度は好調な推移をみせており、特に高額化粧品のニーズの高さが百貨店にとっても追い風として期待されている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

最終更新日:2017年08月18日 11時29分

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