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【市況】個別銘柄戦略:物色は個人主体の中小型株に、コメ兵やハーモニックに注目

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

17日の米国市場は大幅に下落。トランプ大統領が2つの大統領助言組織を解散させたことで、重要政策の実現が難航するとの見方が広がったほか、シスコ・システムズの冴えない決算。さらに、スペイン・バルセロナで発生したテロ事件を受けて、投資家心理が悪化した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比200円安の19480円となり、これにサヤ寄せする格好から週初に付けた安値水準を窺う展開になろう。

その後はこう着感の強い相場展開になろうが、米政権運営への不透明感のほか、地政学リスクが警戒されるなか、オーバーウィークのポジションは取りづらく、様子見姿勢が強まりやすい。物色は個人主体の中小型株にシフトする格好だろうが、大引けにかけてはポジション調整の動きが強まる可能性がありそうだ。個別では、コメ兵(2780)に格上げ、武蔵精密(7220)、ハーモニック(6324)、カナモト(9678)に格下げが観測されている。テーマ性ではカジノ関連に注目。

《HT》

 提供:フィスコ

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