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【材料】【実況!決算説明会】スパークス・グループ<8739>---1Q決算(2017年4-6月期)(6/6)

スパークス <日足> 「株探」多機能チャートより

このコンテンツは、スパークス・グループ<8739>の2018年3月期第1四半期(2017年4-6月期)の決算説明会の音声を文字に起こしたものです。なお、実際の説明会で使用された資料は、同社のウェブサイトをご覧下さい。6本に分けたコンテンツの6本目です。

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ナレーション:
株主還元では、今年5月、株主還元の充実を図るとともに、資本効率の向上や経営環境に応じた機動的な資本政策の遂行を可能とするため自己株式の取得を実施しました。この2年間で3回目のことです。
また、4-6月期の決算発表時に、株式付与イソップ信託の導入も決定しています。

進行役:
ESOP導入の狙いはどこにありますか?

CEO阿部:
先日発表させていただいたESOPですが、これは従業員エンプロイーズ、ストックオーナーシッププラン、株を従業員が保有する制度、これまでのオプションと違うやり方で、私を除く社員・役職員に出来るだけ成果に応じて株を持ってもらいたいなと、ぜひ持ってくださいということで導入を3年くらい検討した結果、導入しました。やはり会社が成長していく過程でどんどん専門化が進んでいくと隣の人が何をやっているかはあまり重要ではなくて自分がやることだけに段々目がいきます。ただ、会社というのはみんながみんなの仕事を理解して助け合うということです。スパークスくらいの規模の会社だからそういうことが出来る時に、ものすごい力を発揮します。是非全員に成果に応じて株を持って頂くということをやりたいと自己株の一部をその制度に充てるということで今回発表しました。働くものが本気になってやれるという一つのインセンティブになれば必ず既存の株主の方にも喜んでもらえるという思いで導入を決定しました。

進行役:
ここまでが4-6月期の状況などをお伝えしてきたわけですけど、では最後に阿部さん株主へのメッセージをお願いします。

CEO阿部:
株価がなかなか上がらないことが、多くの株主の皆さんには、いろいろ私がここで言っても株が上がらなければということは私もわかっているつもりです。ただ皆さんへのメッセージとして是非お伝えしたいのは、株価というのは企業の力、それから収益力、実態の価値が高まっていくとそれに必ずフォローしてついてくるものだと思います。短期的に株価があがらないことに対して、私自身も株主として忸怩たる想いはあるのですが、必ず大きなリターンを生めると、まさに私たちの時代がここから始まると確信しています。多くの皆さんに直接今回お話したいと思ったのもそのように心配していただいている株主の皆さんが多いと感じたというのが一つの理由です。スパークス、地力が確実についている成長力もここからが本格的な成長局面にはいっていく、それから私たちのビジネスモデルは損益分岐点が超えると追加収益は全部利益になります。利益成長はここから始まります。始まったら皆さんが思っているよりもっと大きな利益が出ると私は思っています。そういう本格的な利益成長が実現されるときにさらに大きな台風の目となる様な会社になりたいですし、人を教育し、次の世代の人材を教育するということを含めて私自身も一生懸命事業に取り組みたいと思います。それで本当に日本をリードする投資会社、世界で最も信頼・尊敬される投資会社になり、インベストメントカンパニーになります。そして、「世界をもっと豊かにもっと健康にもっと幸せにする」ことをスパークスの事業の目的とし、全社員と共有してそれぞれがプロフェッショナルとして最大成果を出していく組織を作りながら株主の皆さんに喜んでいただける成果を毎日毎日、毎月毎月、毎年毎年、確実に出していきたいと思いますので、なにとぞ宜しくお願いいたします。

進行役:
以上、この時間はスパークスグループの4-6月期決算についてCEO阿部とともにお伝えしました。

(以上)

《FA》

 提供:フィスコ

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