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【通貨】東京為替:ドル・円は弱含み、トランプ政権の先行き不透明感で

ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより

17日午前の東京外為市場で、ドル・円は弱含み。米国のトランプ政権への先行き不透明感からリスク回避的な円買いが強まった。

米バージニア州の白人至上主義者と反対派の衝突で、トランプ大統領が迅速に抗議しなかった問題で、戦略・政策評議会と製造業評議会のトップが相次いで辞任。これを受け、政策運営が停滞するとの懸念が広がり、ドル売りに振れやすい地合いとなっている。

ただ、ドル・円は一時109円67銭まで下げたが、足元は売り一服。ランチタイムの日経平均先物はマイナス圏で推移しているものの、日経平均株価は前引けにかけて下げ幅を縮小しており、株高反転への期待からリスク回避の円買いは後退しそうだ。

ここまでのドル・円の取引レンジは109円67銭から110円22銭、ユーロ・円は129円14銭から129円71銭、ユーロ・ドルは1.1765ドルから1.1788ドルで推移した。

【要人発言】
・特になし

【経済指標】
・NZ・4-6月期生産者物価指数:+1.3%(1-3月期:前期比+1.4%)
・日・7月貿易収支:+4190憶円(予想:+3271億円、6月:+4398億円)
・豪・7月失業率:5.6%(予想:5.6%、6月:5.7%←5.6%)

《MK》

 提供:フィスコ

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