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【市況】日経平均は小幅続落でスタート、米長期金利低下で金融セクター弱い/寄り付き概況

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 19707.75 (-21.53)
TOPIX  : 1614.62 (-1.38)

[寄り付き概況]

 17日の日経平均は小幅続落でスタートした。前日の米国市場では、北朝鮮情勢に対する懸念後退で欧州株が全面高となり、米国株にも買いが先行した。しかしその後は、バージニア州で発生した白人至上主義者らと反対派による衝突を巡るトランプ大統領の発言を受けて、政権運営への不透明感が上値を抑えた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比20円安の19710円となり、為替相場は1ドル109円90銭台と前日比円高方向に振れて推移している。これらを受けて、本日の日経平均は売り先行となった。米長期金利低下を受けて、金融セクター中心に弱い動きをみせている。

 セクターでは、保険業、鉱業、証券・商品先物取引業、銀行業などが下落。売買代金上位では、三菱UFJ<8306>、トヨタ自<7203>、三井住友<8316>、みずほ<8411>、アステラス製薬<4503>、東京海上<8766>などがさえない。一方で、任天堂<7974>、ソフトバンクG<9984>、アルプス電気<6770>、西武ホールディ<9024>、ヤフー<4689>、enish<3667>などが堅調。

(アナリスト 雲宮祥士)
《HT》

 提供:フィスコ

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