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【材料】テラ---2Qは売上高が6.38億円、樹状細胞ワクチン療法の症例数は累計で約11,410症例

テラ <日足> 「株探」多機能チャートより

テラ<2191>は10日、2017年12月第2四半期(2017年1月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比39.2%減の6.38億円、営業損失が1.01億円(前年同期は1.69億円の損失)、経常損失が1.25億円(同1.86億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失が3.18億円(同2.56億円の損失)だった。

セグメント別の業績では、細胞医療事業は、今第2四半期期間(4月-6月)の契約医療機関における樹状細胞ワクチン療法の症例数は約190症例、同社設立以降の累計で約11,410症例となった。医療支援事業は、細胞培養関連装置の受注販売が昨年に比べ大きく減少した。医薬品事業は、3月に連結子会社のテラファーマ(本社:東京都新宿区)が治験製品を製造するための施設をライフイノベーションセンター(神奈川県川崎市)に設置した。また、公立大学法人 和歌山県立医科大学と医師主導治験の実施に係る契約を締結し、同年3月に治験が開始され、同年5月には治験登録患者に対して1例目の投与が実施された。

修正後の2017年12月通期の業績予想は、売上高が前期比23.9%減の13.70億円、営業損失が1.20億円、経常損失が1.50億円、親会社株主に帰属する当期純損失が3.60億円としている。

《MW》

 提供:フィスコ

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