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【市況】日経平均は165円安でスタート、円安進行やGDPプラス成長が下支え/後場の寄り付き概況

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 19563.87 (-165.87)
TOPIX  : 1604.01 (-13.24)

[後場寄り付き概況]

 日経平均は前引け値から下げ幅を縮小してスタート。ランチタイムの225先物は19510-19560円辺りでのもち合いである。昼のバスケットは差し引き30億円の買い越しとの観測、円相場は1ドル109円40銭台と朝方よりやや円安方向に振れて推移している。北朝鮮情勢を巡る地政学リスクへの警戒感の高まりから、日経平均は前場に200円超の下落を見せる場面もあった。しかし、4-6月期実質GDPが年率換算で前期比4.0%増と11年ぶりに6期連続のプラス成長となったことなどが相場を下支えしていることに加え、円安進行なども支援材料となり、じりじりと下げ幅を縮小してきている。

 セクターでは、鉄鋼、非鉄金属、金属製品、精密機器、保険業が下落。売買代金上位では、任天堂<7974>、三菱UFJ<8306>、ソニー<6758>、トヨタ自<7203>、ソフトバンクG<9984>、みずほ<8411>、三井住友<8316>、NTT<9432>、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>、JFE<5411>、新日鐵住金<5401>、コマツ<6301>が下落している。一方で、前週末の決算内容が好感されたリクルートHD<6098>やネクソン<3659>のほか、SUMCO<3436>、信越化<4063>、日立<6501>、ブリヂストン<5108>は上昇している。

(アナリスト 雲宮祥士)
《HT》

 提供:フィスコ

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