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【材料】アンジェス---2Q営業損失の損失幅は縮小、財務リスク低減を図り、研究開発を進める

アンジェス <日足> 「株探」多機能チャートより

アンジェス<4563>は31日、2017年12月期第2四半期(2017年1月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比0.3%減の1.69億円、営業損失が17.02億円(前年同期は27.96億円の損失)、経常損失が16.98億円(同28.21億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失が22.99億円(同28.25億円の損失)となった。

第2四半期累計期間においては、商品売上高が前年同期比1.1%増の1.69億円、研究開発事業収益は同96.1%減の0.00億円となった。事業費用は、同36.9%減の18.71億円、商品仕入時の為替の変動に伴い売上原価は、同4.0%減の0.82億円となった。研究開発費は同42.2%減の13.91億円、主にNF-κBデコイオリゴDNAのアトピー性皮膚炎治療薬の第3相臨床試験及び非臨床試験にかかる費用が減少したことにより、研究用材料費や外注費が減少している。販売費及び一般管理費は同15.6%減の3.97億円で法人事業税の資本割額が減少したことにより、租税公課が0.50億円減少した。この結果、営業損失は前年同期より10.93億円損失が縮小している。

2017年12月期の通期業績予想については、売上高が3.60億円(前期売上高は5.14億円)、営業損失が34.00億円(同47.63億円の損失)、経常損失が34.00億円(同48.47億円の損失)、親会社株主に帰属する当期純損失が34.00億円(同47.76億円の損失)と期初計画を据え置いている。

《MW》

 提供:フィスコ

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