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【材料】アサヒが反発、17年12月期業績予想を上方修正し期末配当を9円増額へ

アサヒ <日足> 「株探」多機能チャートより
 アサヒグループホールディングス<2502>が反発し年初来高値を更新している。3日の取引終了後、17年12月期の連結業績予想について、売上高を1兆8200億円から2兆300億円(前期比18.9%増)へ、営業利益を1460億円から1673億円(同22.2%増)へ、純利益を960億円から1100億円(同23.3%増)へ上方修正したことが好感されている。

 国内の飲料や食品事業が伸長したことに加えて、国際事業において中東欧ビール事業の業績が9カ月分上乗せされたことが要因。加えて、製造原価の低減や固定費全般の効率化などを図ったことも寄与したという。

 また、業績予想の修正に伴い、従来30円を予定していた期末配当を9円増額し39円にするとあわせて発表したことも好材料視されているようだ。年間配当は69円(従来予想60円)となり、前期実績に対しては15円の増配になる見通しだ。

 なお、同時に発表した第2四半期累計(1~6月)の連結決算は売上高9373億7500万円(前年同期比20.4%増)、営業利益707億3500万円(同34.0%増)、最終利益433億300万円(同40.8%増)だった。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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