【材料】<動意株・3日>(前引け)=古河電工、大阪工機、ニチコン
古河電 <日足> 「株探」多機能チャートより
大阪工機<3173>=ストップ高で、年初来高値更新。同社は2日取引終了後に、18年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。営業利益は2億100万円(前年同期比2.5倍)となり、上半期計画2億4000万円に対する進捗率は83.8%に達した。売上高は55億4600万円(同13.4%増)で着地。主力の切削工具事業が自動車業界向けに伸びたほか、耐摩工具事業も飲料容器メーカー向けが好調だった。なお、上半期および通期の業績予想は従来計画を据え置いている。
ニチコン<6996>=大幅続伸で、年初来高値更新。同社は2日取引終了後、18年3月期通期の連結業績予想の上方修正を発表した。売上高を1120億円から1150億円(前期比14.5%増)へ、営業利益を40億円から47億円(同55.7%増)へ、最終損益を16億4800万円の赤字から8億円の赤字(前期は26億2300万円の黒字)へそれぞれ上方修正した。自動車市場向け製品およびインバータ・産機向け製品が堅調に推移したことにより、18年3月期第1四半期連結業績が計画を上回ったことや、直近の事業環境の改善などを踏まえて上方修正に踏み切った。
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出所:みんなの株式(minkabu PRESS)