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【材料】住友電工は続落、自動車関連部品など好調で第1四半期の営業利益は30.8%増も利益確定売り先行

住友電 <日足> 「株探」多機能チャートより
 住友電気工業<5802>は続落。好決算を発表したものの、先週の株価上昇の反動もあって、利益確定の売りが優勢となっているようだ。同社は1日取引終了後、18年3月期の第1四半期(4~6月)連結決算を発表。売上高は7073億7600万円(前年同期比8.8%増)、営業利益は277億8700万円(同30.8%増)、最終利益は217億8900万円(同1.2%増)だった。

 自動車関連事業では、ワイヤーハーネス、防振ゴムがともに増加。情報通信関連事業では、光・電子デバイス製品などが増加した。環境エネルギー関連事業は、銅価上昇の影響や、住友電設<1949>、日新電機<6641>の売上高増加で増収となったことが寄与した。

 業績予想は従来見通しを据え置いた。通期業績は売上高3兆円(前期比6.6%増)、営業利益1750億円(同16.3%増)、最終利益1150億円(同6.9%増)を見込んでいる。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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