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【材料】<注目銘柄>=三井松島、今期業績のV字回復を評価

三井松島 <日足> 「株探」多機能チャートより
 三井松島産業<1518>は今期業績のV字回復を評価したい。同社の18年3月期の連結業績は、売上高690億円(前期比30.0%増)、経常利益25億円(同2.6倍)と大幅な増収増益を見込む。

エネルギー事業の石炭販売分野で、販売数量の増加および石炭価格の上昇などにより売上高の増加を見込んでいる。さらに、石炭生産分野での石炭価格上昇により増益効果が想定される。一方、電子部品分野でも、17年2月に子会社化した、クリーンサアフェイス技術(本社・神奈川県=液晶パネルや半導体に用いられるフォトマスクの原材料であるマスクブランクスの成膜加工を手掛ける)が通期ベースで業績に寄与することにより増収・増益を見込む。

 株価は6月9日に1315円の安値をつけて以降、ジリ高歩調を継続している。26日には、25日・75日の両移動平均線がゴールデンクロス(GC)を達成し、先高期待感が高まっている。時価で試算したPERは12倍台、PBRは0.6倍水準と株価指標面でも割安水準にある。(朱)

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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