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【市況】日経平均は反落でスタート、330社超の企業決算発表控え、手控えムードに/寄り付き概況


日経平均 : 20048.46 (-31.18)
TOPIX  : 1624.22 (-2.62)

[寄り付き概況]

 28日の日経平均は反落でスタートした。前日の米国市場では、主要企業の好決算が続いており、投資家心理の改善から買いが先行し、6月の耐久財受注が予想を上振れたことも好感され、NYダウは連日で高値を更新した。一方で、為替相場は1ドル111円台前半で推移しており、シカゴ日経225先物清算値は大阪比20円安の20030円となった。これを受け、本日の日経平均は225先物にサヤ寄せする格好から売り先行となった。本日は330社超の企業決算発表が控えていることに加え、週末のポジション整理の流れもあるため、積極的な売買は手控えらている。

 セクターでは、パルプ紙、空運業、証券・商品先物取引業、化学が軟調。売買代金上位では、任天堂<7974>、東京エレクトロン<8035>、日産自<7201>、ソフトバンクG<9984>、東芝<6502>、アルプス電<6770>、みずほ<8411>、戸田工業<4100>、ANA<9202>がさえない。一方で、セイコーエプソン<6724>、ファナック<6954>、キヤノン<7751>、JT<2914>、オムロン<6645>、HOYA<7741>、アーク<7873>は上昇している。

(アナリスト 雲宮祥士)
《HT》

 提供:フィスコ

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