【材料】日立化成は大幅安、半導体研磨材料や銅張積層板などの好調で第1四半期営業利益は13.2%増も売り優勢
日立化 <日足> 「株探」多機能チャートより
半導体実装分野の堅調な需要を背景とした半導体回路平坦化用研磨材料や、銅張積層板などの売上増をはじめ、環境対応自動車向けのリチウムイオン電池用カーボン負極材の売上増が寄与した。また、新規案件立ち上げに伴う自動車部品の売上増のほか、イタリアの自動車部品メーカー、ファイアム社から鉛蓄電池を製造・販売する事業を前年度第4四半期に買収し、連結子会社化したことなどから大幅な増収となった。
業績予想は従来見通しを据え置いた。通期業績は売上高6100億円(前期比10.1%増)、営業利益580億円(同9.1%増)、最終利益425億円(同5.8%増)を見込んでいる。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)