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【通貨】外為サマリー:一時1ドル110円70銭台に下落後値戻す、下値には買い流入

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 27日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=111円03銭前後と前日午後5時時点に比べ80銭程度の大幅なドル安・円高。ユーロは1ユーロ=130円35銭前後と同30銭程度のユーロ高・円安で推移している。

 ドル円は午後0時40分過ぎに一時110円78銭まで下落したが、その後111円台に値を戻している。前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明文ではインフレ認識に関して「目標の2%を下回っている」と物価に対して慎重な見方が示された。声明文の内容は「ハト派的」と受け止められ、ドル安が進行した。ただ、日本の量的緩和は長引く見通しであり、「日米金融政策の方向感の違いから下値には買いが入る」(アナリスト)といい110円後半では下げ渋った。特に一目均衡表の雲の下限は110円60銭前後の水準にあり、テクニカル的なサポートラインとなっている様子だ。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1739ドル前後と前日に比べ0.0110ドル程度のユーロ高・ドル安で推移している。


出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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