【市況】東京株式(前引け)=朝安後、押し目買いに切り返す
日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
きょう前場の東京株式市場は、円高を嫌気され朝方は売りに押されたが、その後は押し目買いが優勢となり日経平均はプラス圏に切り返した。好決算を発表した任天堂が物色人気をみせ、全体の地合いを牽引、決算絡みで買われるものも目立った。また、リチウムイオン電池などテーマ買いの動きも加速、中小型材料株に物色資金が向かっている。前場の売買代金は1兆1000億円と増勢。
個別では任天堂<7974>が群を抜く売買代金で急騰、日本電産<6594>も高い。村田製作所<6981>が上昇、東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>も買われた。戸田工業<4100>がストップ高、沖電線<5815>も値を飛ばした。日本バルカー工業<7995>、山一電機<6941>も人気。半面、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクが軟調、レナウン<3606>も利益確定売りに安い。東芝<6502>が売られ、エムスリー<2413>、石川製作所<6208>も軟調。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)