【市況】ETF売買動向＝27日前引け、インドブル、ＮＹダウブルが新高値

　27日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比28.5％減の499億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同25.7％減の432億円だった。

　個別ではＪＡＳＤＡＱ－ＴＯＰ２０上場投信 <1551> 、ＮＥＸＴ　電機・精密 <1625> 、ＮＥＸＴ　香港ハンセンダブル・ブル <2031> 、ＮＥＸＴ　ＮＹダウ・ダブル・ブル・ドルヘッジＥＴＮ <2040> 、ＮＥＸＴ　インドブル <2046> が新高値。ＮＥＸＴ　香港ハンセン・ベア <2032> 、ＮＥＸＴ　ＮＹ　ダウ・ベア・ドルヘッジＥＴＮ <2041> 、ＮＥＸＴ　インドベア <2047> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＥＴＦＳ　農産物上場投資信託 <1687> が5.42％高、ＥＴＦＳ　穀物商品指数上場投資信託 <1688> が3.81％高と大幅な上昇。

　日経平均株価が43円高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金292億4500万円となり東証全銘柄で2位。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均397億5000万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が71億7700万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が17億4900万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が13億8900万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が9億3800万円、上場インデックスファンド２２５ <1330> が6億8000万円の売買代金となった。

株探ニュース