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【材料】さくらは大幅反落、償却費や人件費増で第1四半期は60%営業減益

さくらネット <日足> 「株探」多機能チャートより
 さくらインターネット<3778>は大幅反落となっている。24日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高40億1400万円(前年同期比24.5%増)、営業利益1億1400万円(同60.7%減)、純利益2600万円(同83.3%減)と大幅減益だったことが弱材料視されているようだ。

 VPS・クラウドサービスの伸長や、高火力コンピューティングの成長による専用サーバサービスの好調に加えて、アイティーエム(旧エヌシーアイ)の連結効果もあり、売上高は増収を確保したが、前期におけるエンジニアの増員や平均報酬増加、石狩データセンター増床やサーバ・ネットワーク機器投資増加に伴う減価償却費・リース料の増加などが利益を圧迫した。

 なお、18年3月期通期業績予想は、売上高193億円(前期比38.2%増)、営業利益10億5000万円(同3.1%増)、純利益5億3000万円(同3.4%減)の従来見通しを据え置いている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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