市場ニュース

戻る
 

【通貨】明日の為替相場見通し=米政治リスク意識する展開

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 今晩からあすにかけての外国為替市場のドル円相場は、米政治リスクを意識する展開が続きそうだ。予想レンジは1ドル=110円20~111円50銭。

 この日は、欧州時間に入り一時110円70銭前後と6月中旬以来のドル安・円高水準をつけた。米長期金利の低下が警戒されているが、スパイサー米大統領報道官が辞任するなか再度トランプ政権の先行きに対する警戒感が浮上している。今週はロシアゲートに関してトランプ大統領の長男の上院での証言が予定されるなど、政治日程が意識される展開となっている。チャート的にも200日移動平均線(111円90銭近辺)を割り込んでおり、110円台に下落したドルの一段の下値も懸念されている。今晩は米6月中古住宅販売件数が発表されるほか、NYダウや米長期金利の動向が引き続き注視されそうだ。


出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

株探からのお知らせ

    日経平均