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【経済】訴訟の判決及び控訴の提起並びに訴訟提起に関するお知らせ


株式会社マネースクウェアHDは、2016年6月29日に、株式会社外為オンラインに対して、マネースクウェアHDの特許権を侵害することを理由に、外為オンラインが2014年10月より提供している「iサイクル注文」の差し止めを求めて、東京地方裁判所に訴えを提起したが、2017年7月20日に、下記の通りの判決が東京地方裁判所より、言い渡された。
また、マネースクウェアHDは、2017年7月19日に、外為オンラインに対して、「iサイクル注文」が、マネースクウェアHDの保有する別の特許権をも侵害していると判断し、「iサイクル注文」の差し止めを求めて、新たに訴訟提起を行った。

□1.訴訟の提起から判決に至るまでの経緯
マネースクウェアHDは、知的財産権を重要な経営資源のひとつであると考え、平素よりその権利の取得及びその適正な活用を図っており、これまでも、当社知的財産権を侵害するサービスを提供していると思われる者に対しては、当該サービスを中止するように求める等、対策を講じてきた。
2014年10月より、外為オンラインがサービス提供を開始した「iサイクル注文」についても、特許権に対して深い知見を有する外部の弁護士、弁理士と協議のうえ、マネースクウェアHDが保有する特許権(特許第5941237号)を侵害すると考えたことから、2016年6月29日に、その差し止めを求めて訴訟を提起したところ、マネースクウェアHDの請求を認めない旨の判決が、2017年7月20日に言い渡された。

□2.控訴について
マネースクウェアHDとしては、本判決は到底容認できるものではないので、控訴を行うこととし、すでに手続に着手している。控訴審において、マネースクウェアHDの主張が認められるよう、引き続き断固として戦っていく所存である。

□3.新たな訴訟提起について
マネースクウェアHDは、外為オンラインの「iサイクル注文」は、マネースクウェアHDの別の特許権も侵害していると考え、2017年7月19日に、東京地方裁判所に新たな訴訟を提起した。必要に応じて、さらなる訴訟提起を含めた対応を検討している。

□4.今後の見通し
マネースクウェアHDは、知的財産権を重要な経営資源の一つであると考え、平素よりその権利の取得及びその適正な活用を図っており、引き続き、保有する知的財産権を侵害すると考えられる類似サービス・プログラムに対しては、一切の法的措置を含め、断固たる対応を採っていく所存である。


【ニュース提供・エムトレ】

《FA》

 提供:フィスコ

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