【市況】日経平均は反落でスタート、決算内容受け個別物色は活発、安川電機が堅調/寄り付き概況
日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより
日経平均 : 20089.86 (-54.73)
TOPIX : 1629.35 (-3.66)
[寄り付き概況]
21日の日経平均は反落でスタートした。前日の米国市場では、日銀や欧州中央銀行(ECB)が金融政策の据え置きを決定したほか、予想を上回る堅調な経済指標や主要企業の決算が好感され、買いが先行。一方で、原油相場の下落や、アマゾンの参入懸念でホームセンター銘柄に売りが広がり、引けにかけて伸び悩む展開に。為替相場は1ドル111円80銭台で推移しており、シカゴ日経225先物清算値は大阪比変わらずの20090円となった。本日の日経平均は225先物にサヤ寄せする格好から、週末のポジション調整などもあり、売り先行となった。一方、決算発表が本格化するなか、決算内容を手掛かりとした個別物色は活発となっている。
セクターでは、鉱業、鉄鋼、保険業、ゴム製品、石油石炭製品がさえない。売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、トヨタ自<7203>、三菱UFJ<8306>、ファーストリテ<9983>、TDK<6762>、KDDI<9433>、JT<2914>がさえない。一方で、任天堂<7974>、ファナック<6954>、三菱電機<6503>、安川電機<6506>、キヤノン<7751>、SMC<6273>、キーエンス<6861>、東芝<6502>、SUMCO<3436>、ニコン<7731>は堅調。
(アナリスト 雲宮祥士)
《HT》
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