【材料】イオンモールは下げ渋りの動き、国内既存モールの集客力向上などで第1四半期営業利益は7.0%増
イオンモール <日足> 「株探」多機能チャートより
中国・ASEANの海外では、ドミナント出店の進展に伴うブランディングメリット享受が進み、営業収益が74億9800万円(対前年同期比17%増)と伸張し、営業損益は9億1300万円改善の1億6100万円の営業損失(前第1四半期連結累計期間は10億7400万円の営業損失)と赤字幅縮小が進んでいる。
日本国内のモール事業は、新規3モールをオープンし、既存モールでは積極的なリニューアルにより、既存72モールの来店客数は対前年同期比1.9%増と集客力が向上し、専門店売上は対前年同期3.4%増と伸張した。都市型ファッションビル事業を手がける「OPA」は、経営体質強化に向けて実施した5店舗のリニューアルによる営業機会ロス、コスト増加などがあり減益となったが、通期では増益を計画している。
なお、業績予想は従来見通しを据え置いた。通期業績は営業収益2950億円(前期比9.3%増)、営業利益500億円(同11.3%増)、最終利益295億円(同3.4%増)を見込んでいる。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)