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【材料】カナミックNは大幅反発、介護施設向けクラウドサービスの成長を評価

 カナミックネットワーク<3939>は大幅反発。一時、前日比980円高の7780円まで買い進まれ、年初来高値を更新している。

 同社は、自治体、医師会、介護サービス事業者向けクラウドサービスが主力で、ネット広告も手掛けている。また、今後成長が期待される「クラウド関連銘柄」の一角として位置づけられる。同社は、17年9月期通期の単体経常利益を、2億8000万円(前期比11.0%増)としているが、第2四半期累計(16年10月~17年3月)の経常利益の実績が、既に1億7000万円と通期予想に対して60.7%の進捗率を示しており、上方修正の可能性が浮上している。

 同社は今年2月末に、総務省が実施する「IoTサービス創出支援事業」の委託先候補に選定されたと発表。介護施設での医療・介護データを効果的に活用することで、介護のサービス向上及び業務効率を高めるモデルを実証する事業となる。

 さらに6月30日には、山梨県笛吹市が同社の子育て支援システム「ふえふき子育て広場」アプリの配信を開始したと発表している。「ふえふき子育て広場」は、子育て世帯と行政双方における子育ての課題を解消し、地域ぐるみの継続的なサポートを実現するためのクラウドサービス。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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