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【材料】G-7ホールディングス---ラジオNIKKEI『フィスコ presents 注目企業調査レポート』7月3日放送から


ラジオNIKKEIマーケットプレスの『フィスコ presents 注目企業調査レポート』7月3日放送において、G-7ホールディングス<7508>を取り上げている。主な内容は以下の通り。


次に紹介するのは、証券コード<7508>東証1部上場のG-7ホールディングスです。

G-7ホールディングス<7508>は、「オートバックス」「業務スーパー」のフランチャイジーとして国内最多店舗数を運営する子会社を有する持株会社です。1人当たり生産性などを重視した店舗収益力に強みを持っています。アグリ事業や食品・外食事業、海外事業にも展開しており、M&Aも活用した成長戦略を推進中です。

2017年3月期の連結業績は、売上高が前期比6.2%増の1103億7700万円、経常利益が前期比26.1%増の40億6200万円と過去最高業績を2期連続で更新しました。オートバックス・車関連事業が低調だったことにより売上高は期初計画を若干下回ったものの、利益面では業務スーパー・こだわり食品事業の収益拡大並びに、その他事業の損益改善が進んだことによりほぼ計画通りの水準で着地しました。

2018年3月期は売上高で前期比6.6%増の1177億円、経常利益で同5.9%増の43億円と増収増益を見込んでいます。出店数の拡大に伴い、業務スーパー・こだわり食品事業の増収増益基調が続くほか、オートバックス・車関連事業も付加価値の高いサービス売上の拡大に注力し、増収増益を見込んでいます。その他、新規事業として前期より開始したコインランドリー事業を拡大していくほか、前期に赤字事業だった国内のバイク事業、アグリ事業などの黒字転換も目指していく計画です。

M&A戦略も継続して進めています。2017年5月に食品スーパーの川瀬食品、中古自動車の輸出販売を行うCrownTrading(クラウントレーディング)を子会社化しました。川瀬食品は兵庫県内に4店舗運営しており、2016年12月期実績で年間売上高は18億1900万円、今後は業務スーパーまたはめぐみの郷に衣替えしていく計画となっています。CrownTradingは2017年1月期実績で売上高が21億6500万円の規模となっています。主に東南アジアへの輸出を行っており、同社グループの海外での車関連事業強化につなげていく考えです。

中期経営計画の最終年度となる2021年3月期に売上高1,700億円、経常利益70億円を目指しています。オートバックス・車関連事業では車検や鈑金加工、保険などのサービス事業のほか、車用品以外の新規商材・サービスの育成に取り組み、売上規模を前期実績の546億円から650億円まで拡大していくほか、業務スーパー・こだわり食品事業は店舗数を拡大しながら同702億円から850億円を目指すとしています。また、海外事業もM&Aを活用しながら車関連事業や食品の輸出入、外食事業を展開し、売上高として前期実績の数億円規模から100億円を目標としています。海外事業行投資期間のため当面、赤字が続くものの、将来的に収益柱の1つとして育成していく考えです。

ラジオNIKKEI マーケットプレス
「フィスコ presents注目企業調査レポート」毎週月・木曜14:30~14:45放送

《SF》

 提供:フィスコ

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