【市況】東京株式(前引け)=米株高など受け反発も上値に重さ
日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
きょう前場の東京株式市場は、前日の米株高や為替の円安などを背景にリスク選好ムードが強まり、朝方から買い優勢の展開。ただ、これ以外の手掛かり材料に乏しく、買い一巡後は上値が重くなった。国内政局に対する懸念も主力株の上値を買いにくい背景に指摘されている。個別株物色意欲は旺盛であり、前場の売買代金は1兆2000億円強に膨らみ、全体の7割近い銘柄が上昇した。
個別では売買代金トップの続く任天堂<7974>が切り返したほか、ソフトバンクグループ<9984>もしっかり。enish<3667>も値を上げた。ジーンズメイト<7448>がストップ高に買われ、シンフォニアテクノロジー<6507>も大幅高。J.フロント リテイリング<3086>も物色人気となった。半面、ニトリホールディングス<9843>が大幅安、スタートトゥデイ<3092>も安い。東芝<6502>も売られた。JAC Recruitment<2124>、日本マイクロニクス<6871>なども値を下げた。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)