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【材料】免疫生物研究所が後場急浮上、「フィブリノゲンを産生するトランスジェニックカイコ」で米特許査定を取得

免疫生物研 <日足> 「株探」多機能チャートより
 免疫生物研究所<4570>が後場プラス圏に急浮上している。午後0時30分ごろ、「フィブリノゲンを産生するトランスジェニックカイコ」に関して、米国特許商標庁から特許査定を受けたと発表しており、知的財産戦略の強化につながるとの見方から買いが入っているようだ。

 ヒトフィブリノゲンは止血用として医薬品などへ利用されているが、現在の製品原料はヒトの血液であるため、病原体の感染リスクを完全に排除することができていない。そこで同社は、遺伝子組み換えカイコによるヒトフィブリノゲンの生産を実現させ、感染リスクのない安全なヒトフィブリノゲンを社会へ供給する方針で、さらにヒトフィブリノゲンをはじめとする組み換えタンパク質シーズの開発を進め、遺伝子組み換えカイコによる世界初の医薬品生産の実現を目指すとしている。なお、同発明に関しては、日本では既に特許が成立している。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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