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【市況】11時00分時点の日経平均は4日ぶり小幅反落、東エレクやキヤノンが売られる

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

11時00分現在の日経平均株価は20206.92円(前日比18.17円安)で推移している。27日の米国市場では長期金利の上昇とともに売りが先行したほか、共和党上院がオバマケア代替法案の採決を延期すると伝わったことから下げ幅を広げ、NYダウは98ドル安で取引を終えた。本日の日経平均は米株安の流れを受けて75円安からスタートすると、為替相場が円安方向に振れていることが支えとなり、寄り付き後は下げ幅を縮める展開となった。前日終値に迫る場面もあったが、足元では戻り一巡となっている。

個別では、任天堂<7974>、ソニー<6758>、東芝<6502>、すかいらーく<3197>などがさえない。米ハイテク株安の流れから東エレク<8035>などが軟調となっているほか、中間配当の権利落ちを受けてキヤノン<7751>などの12月決算企業も下げが目立つ。また、昨日ストップ安比例配分となっていたタカタ<7312>が6割超の大幅安で東証1部下落率トップ。その他、エムアップ<3661>やオルトプラス<3672>などが下落率上位に顔を出している。一方、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、みずほ<8411>といったメガバンク株が揃って2%を超える上昇。ソフトバンクG<9984>、トヨタ自<7203>、パナソニック<6752>もしっかり。また、決算発表したヒマラヤ<7514>や、ブレインパッド<3655>、ジンズメイト<7448>などが東証1部上昇率上位となっている。

(株式アナリスト 小林大純)

《HK》

 提供:フィスコ

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