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【市況】東京株式(寄り付き)=反落、売り優勢スタートも円安進行は追い風材料に

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 28日の東京株式市場は売り優勢で始まり、寄り付きの日経平均株価は前日比75円安の2万149円と反落。

 前日の米国株市場ではNYダウ、ナスダック指数ともに下落し、特にナスダック指数は100ポイントを超える下げで約1カ月ぶりの安値をつけており、東京市場も売り優勢に。ただ、外国為替市場では対ドル、対ユーロともに円安が進行、これが全体相場には追い風となる。きょうは6、12月期決算企業の配当権利落ち日で寄り付きは日経平均に下方圧力が働くが、その後は配当の再投資に伴う買いが押し上げ効果をもたらすとみられ、売り一巡後の動きが注目される。

 寄り付き時点で業種別では33業種中、10業種前後が高く、値上がり上位に保険、銀行、鉄鋼など。半面、値下がりで目立つのはゴム製品、食料品、その他製品、サービス、電気機器など。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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